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【実家じまい】主の居なくなった実家はどうすれば良いのだろうか?

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先祖代々からの土地を手放すことに罪悪感を感じるのは、所有していた土地に対して愛着や思い入れがあるからかもしれません。また、土地を所有することは、その土地に関わる歴史や文化、自然環境などの継承という面もあります。 しかし土地を手放すことには、移住や生活スタイルの変化など、人生において様々な理由があることも事実です。土地を手放すことが適切であるという判断を下した場合には、その決断に自信を持ち、前向きに進むことが大切です。 また土地を手放すことによって、新たな所有者がその土地を活用することで、新しい価値が生まれる可能性もあります。例えば、土地に新たな建物を建てたり、農業や観光などの事業を行ったりすることで、地域に活性化がもたらされることがあります。 土地を手放すことに罪悪感を感じる場合は、その理由や思い入れを大切にしながら、手放すことが適切であるという判断を自分自身で確認し、前向きな気持ちで進むことも大切です。 実家じまいとは何ですか? 「実家じまい」とは、自分が育った実家を手放して、新しい場所に移ることを意味します。一般的には親が高齢になって家を維持するのが難しくなったり、自分自身が新しい生活を始めたい場合に実施されます。実家じまいは、家財道具や思い出の品などの整理、処分、保管を行うことが必要です。このプロセスは家族の協力を得て、思い出を共有しながら行うことが多いです。また実家じまいは、新しい生活を始めるための新しいチャプターを開くことでもあります。 なにから始めれば良いの? 実家じまいを始める前に、以下のような手順を踏むことをお勧めします。 スケジュールを立てる 実家じまいには時間がかかるため、スケジュールを立て、必要な期間を確保することが重要です。目的を明確にする:実家じまいをする目的を明確にし、それに基づいて計画を立てることが大切です。 家財道具の整理 実家にある家財道具を整理し、必要なものと不要なものを分けます。必要なものは、自分が新しい生活で使うものや、家族や友人に譲るものを選びます。不要なものは、処分することが必要です。 思い出の品の整理 実家にある思い出の品を整理し、保管するものと処分するものを決めます。 住所変更や手続きの手配 新しい住所に変更する手続きや、ガスや電気、水道などの公共料金の解約手続きや必要な手続きを行います。焦らず一つひとつ丁寧に手続きを

「終活」お葬式のスタイル を比較する!プランと費用から見る人気ベスト3!

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気になりますよね… お金のこと。 お葬式は、人生の最期に支出される費用。大切なご家族のためにも、事前の準備ではしっかりとお葬式の費用を把握し、万全な終活を心掛けていただきたいと思います。 しかしながら、お葬式の費用とは、分かりにくいもの。 近年では様々なスタイルの葬儀が行われるようになり、価格プランは多様化。プランの名称や内容は葬儀社によって異なるうえ、いざ見積取得を行っても、お葬式のイメージが湧かず、費用を把握しにくいという言葉をよく耳にします。 また、最近ではコロナウイルスの流行もあり、お葬式を検討される方にとっては、どのようなお葬式選びが良いのか、判断が難しいことと思います。 そこで、ここでは初めて終活を行う方でも、簡単にお葬式スタイルの内容と費用が把握できるように解説! 既に葬儀社から見積取得を行っている方も、価格プランがどのお葬式スタイルに該当するかを確認することで、お葬式のイメージが湧き、費用相場との比較が行えるので、どうぞ参考になさってください。 更に、今だから気にせずにはいられない『コロナ感染防止対策』の情報も掲載。コロナ禍でも安心の葬儀社選びのポイントを掲載しています。 便利な最新情報で、簡単終活!理想にピッタリのお葬式スタイル選びで、費用の把握と葬儀社比較にお役立てください。 【簡単終活】最新版お葬式スタイル別の費用相場とは? 祭壇や僧侶へのお布施や料理など記載は、一般的なお葬式内容と費用相場です。参列者の人数のほか、斎場使用料・祭壇ランク・料理ランク・お布施の金額などによって費用は異なりますので、ご注意ください。 なお、葬儀社選びにあたっては、気になるお葬式スタイルについて、品目と費用を把握するために見積取得を行います。少なくとも2~3社の見積比較を行い、品目の過不足と、品目ごとの費用を比較しましょう。プランによっては、品目が含まれていない場合などがありますが、多くの葬儀社ではプラン内容の変更が可能です。 満足度を向上するためには、品目ごとに質をランクアップしたり、不要な品目を削減したりすることで、より理想的なお葬式プランに仕上がります。難しいように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、日常生活に置き換えると、「欲しいものを得るために、無駄遣いをやめる」という作業ですので、是非とも取り組んでいただくことをおすすめします。 以降紹介する金額はあ

【ペットのお葬式】火葬や納骨の費用はいくらぐらいかかるのだろう?

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ペットの終活は、お葬式や納骨について考えておくことは大切なことです。 大切なペットとの最期のお別れ。予期せぬ事態に慌てて準備をして後悔することのないよう、計画的に取り組むのが終活の基本です。ペットのお葬式や納骨にあたっては、業者選びやプラン内容、後々の費用までしっかりと確認しておきましょう。 ところで、皆さんは、犬や猫のペットの飼育を行いながら、一体どのくらいの費用負担を行っているか、把握されていますか? ペットは出費がつきものと認識していても、可愛い愛犬や愛猫は、我が子同然。ついつい、街中やインターネットショッピングで衝動買いをしてしまう方も多いと思います。また、高額な医療費負担とならぬよう、日頃から健康のためにと、体に良いフードを与え、ペットの生命保険へ加入されている方も多いことでしょう。 2021年のペットにかける年間支出の金額調査によると、次の通りとなっています。 犬:35万円 猫:17万円 なお、費用負担が多い項目は、犬も猫も同じランキングです。 1位 :フード・おやつ代 2位 :ペット保険料 3位 :病気やケガの治療費 引用 : アニコム損害保険 (対象: 犬・猫飼育者1,018名 ) では、犬や猫の生涯の飼育費用は、いくらぐらいになるのでしょう? 上記のデータに基づくと、次の通りです。 【犬】 寿命:14.44歳 生涯費用:約505万円 【猫】 寿命:15.03歳 生涯費用:約255万円 なお、この金額には、ペットの購入費のほか、肝心な『お葬式』と、『納骨』に関する費用が含まれていません。 お葬式は、大切なペットに感謝の気持ちを伝える最期の儀式。特に、お墓(納骨)の有無にあたっては、後々の供養や費用において、大きな差が生じます。つまり、皆さんのペットへの想いや、生活に関わる、たいへん重要なことに相応します。 そこで、ここではペットのお葬式や納骨について、種類や費用を詳しく解説いたします。 ペットの終活は、皆さんの将来設計になります。最適なお葬式や納骨の在り方について、費用を踏まえてしっかりと考えてみましょう。 【ペット葬儀110番】 ペットのお葬式や納骨の方法とは?(お葬式の委託先) ペットは亡くなった際、どこへお葬式を依頼したら良いのでしょう?あらかじめ理想のお葬式や、納骨先などを考えていらっしゃる方もいるかもしれませんが、万が一、委託先を間違えてし

お葬式は人生最後のイベント!費用はどのくらいかかるのだろう?

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最近のお葬式の傾向としては、従来の伝統的な葬儀ではなく、シンプルな葬儀をとりおこなう人が増えてきました。葬儀方法も多様化し、家族葬や火葬のみの直葬を選ぶなど、生前から家族に思いを伝えておくのが普通になりました。 この記事では、避けては通れない人生最後のイベントについてお伝えします。 一般的なお葬式の費用の相場 お葬式の費用の相場はあってないようなもので、その規模によって大きく変わってきます。 例えば祭壇は10万円前後から100万円まで、読経料が5万円~10万円、戒名料が15万円~50万円と、これだけでも130万円も違ってきます。その他にも火葬料が公営の場合は2万円くらい、民営の場合は5万円前後、通夜のふる舞い料理や葬儀当日の精進落としの料理が、ひとりあたり3,000円程度かかります。その他、寝台車や霊柩車、マイクロバスの使用料金も必要です。 寿命と年齢は関係ないというものの、やはり60歳を過ぎた者は家族への思いやりとして、自分の意向をまとめて書いておくと、遺された家族が迷わずにすみます。生前、口では、「葬式はなるだけシンプルにしてほしい」と伝えていても、親戚などから「あまりにも質素では可哀そう」などと言われると、遺族の気持ちは揺れます。しかし覚書のようなものでも本人が書いたものがあれば、まわりの人も納得してくれます。 葬儀の種類によって価格は変わりますが、従来通りの一般葬なら200万円くらいで、家族葬なら100万円くらいが標準的な価格のようです。しかし、ごくシンプルな直葬なら10万円くらい、家族葬なら50万円くらいでとりおこなうことができるようです。 葬儀の種類 日本では仏教式での葬儀が80%以上を占めますが、宗派によって葬式の内容が多少異なるため、生前に家族に宗派や菩提寺について家族間で話しておきましょう。また、家族の中でも信仰する宗教が違う場合は、生前に希望を伝えておきましょう。 一般葬 家族や親せき、職場関係の人、友人、知人、近所の人など、幅広くの人を招いておこなうお葬式で、葬祭会館などでおこなうことが多いようです。 家族葬 家族や親せき、故人と親しかった方のみでおこなう葬式なので、しきたりやマナーにとらわれずにおこなえます。少人数での葬式のため費用が抑えられます。 最近多いのが家族葬です。お葬式の流れは一般葬と同じで通夜、葬儀、火葬になります。家族葬を選ぶ人

おひとり様の終活!すぐにでも始めたい安心できる老後を迎えるための7つの準 備

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「終活」とは一般的には「人生の終わり方を考えること」とされています。「人生の終わり方」を考えていく過程で、「残された家族に迷惑をかけないように」や「自分の医療や介護、そして死についての思いを家族に知っておいてもらいたい」という思いが生まれ、その準備も含めて総合的な捉え方が広がっているようです。 今回は「おひとり様」と言われる方々の「終活」にスポットを当てていきます。 現代社会において「おひとり様」は、決して特別なことではなくなってきていることは周知のとおりです。核家族化・少子高齢化が進み、夫婦世帯と単独世帯を合わせると今では60%を超えています。そして夫婦世帯で暮らしていても、配偶者が亡くなれば「おひとり様」となるのです。 家族や子ども達は遠くで暮らしていることもありますが、日常的な生活は「おふたり様」または「おひとり様」というわけです。 それでは、「おひとり様」の「終活」は、そうでない方と何が違うのでしょうか。そしてなぜ「おひとり様」こそ「終活」が必要なのでしょうか。そして安心できる老後のためにするべき「終活準備」について一緒に考えていきましょう。 おひとり様が終活でするべき7つのこと 「終活」を学ぶ 自分の持ち物の整理・片づけと断捨離 エンディングノートを書いてみる 遺言状の作成 任意後見制度の手続き 死後事務委任契約 葬儀やお墓の生前契約 初めに、 誰もが「終活」に取り組む意義、誰もが「終活」で最初にやっていきたい3つのこと を考えてみましょう。 老後の終活準備が必要なわけ 「死」は誰にでも平等に必ず訪れるものです。だからこそ、「人生の終わり方」についてすべての人が考えていく必要があります。一人一人の意思が尊重され、個人の思いが大切にされる昨今では特に重要です。 だから「医療、介護、葬儀、お墓、そしてお金」に対する自分の思いを家族に伝えておくことはとても大切なことなのです。またそれと同時に「持ち物の片付けや断捨離」は人生を振り返るためにも必要なことです。 故人が何を大切にしてきたのかも遺族に伝わりますし、おひとり様の場合は、周りに迷惑をかけることもありかもしれません。 おひとり様の場合 医療や介護が必要になったときに頼れる人がいない 孤独死をして周りに迷惑をかける ということも起こります。 病院に入院するときや、施設に入所するときも、保証人や代理人が必要な場合

年金や退職金で大丈夫なの?老後資金の作り方!

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老後に必要なお金の必要額は、個人のライフスタイルや予定する生活内容、医療費、介護費用などによって異なります。また、老後の必要資金は、個人が何歳で定年退職をするか、いつから年金を受給するかなどの個人の条件にも影響されます。 老後資金の作り方 一般的に老後に必要な資金は、年金収入、不動産収入、投資収入などの収入源からの収入に加え、積立投資による自己資産形成によって準備されます。日本年金機構が公表している「平成30年度年金制度改正に関する参考資料」によると、65歳以降の毎月の生活費(食費、光熱費、交際費など)の目安は、1人暮らしの場合で約25万円、2人暮らしの場合で約38万円となっています。 ただし、これはあくまで目安であり、個人のライフスタイルや地域、健康状態、介護費用などによって必要資金は大きく異なるため、個々の状況に応じて資金計画を立てる必要があります。また、老後の必要資金は、物価上昇などにより将来的に変化するため、定期的に見直し、改定することが必要です。 老後資金を確保するためには、以下の方法があります。 年金制度を活用する 国民年金や厚生年金、企業年金など、年金制度に加入して定期的な年金を受け取ることができます。加入資格や支払い条件には制限がありますが、自分に合った制度を選択し、早めに加入することが重要です。 貯蓄する 収入から定期的に一定額を貯蓄し、老後に備えることが必要です。定期預金や積立預金、投資信託、株式投資など、自分に合った貯蓄方法を選択しましょう。 投資信託 投資信託は投資家の資金を集めて、複数の銘柄に分散投資することで、運用益を追求する投資方法の一つです。投資信託は、株式・債券・不動産・商品などの様々な資産に分散投資することで、リスクを分散化することができます。また、投資信託は、プロのファンドマネージャーが運用するため、投資家自身が市場や企業の情報を収集し、投資判断をする必要がなく、手軽に投資を行うことができます。 投資信託のリターンは、投資対象となる資産の市場価格変動に影響を受けます。株式や商品市場などのリスク資産に投資した投資信託は、市場の動きによって価格変動が大きくなり、一方で債券などの安定した運用が求められる投資信託は、安定的なリターンを追求することが多いです。 投資信託を選ぶ際には、運用方針、信託報酬、過去のリターンなどを比較することが重

【ペット終活のススメ】備えあれば患いなし!エンディングノートの作り方

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最愛のペットが亡くなるとペットロスに陥ってしまう方も少なくはないと思います。 犬や猫の寿命は、人の約1/7という短さなんですね。 ペットは高齢になると、白内障を患ったり、足腰の関節が弱くなったり、心臓や内臓の疾患が起こりやすくなります。また、介護が必要な犬や猫も多くいて、老化による症状は、人間とよく似ています。飼い主としては、家族の一員として最期まできちんと面倒をみてあげたいものですね。近年では、ペットの命を重んじて、人間と同じように『終活』を行うご家庭もたいへん増えています。 ペットの終活においては、最も重視されているのが、『ペット用エンディングノート』の準備です。 それはエンディングノートが、飼い主にとって万が一のことが起きた場合の備えの役割を果たすためです。 しかしながら、ペットは自ら終活に取り組むことができません。ペットにとっては、飼い主だけが唯一の頼りになります。つまり、飼い主の皆さんがペットの終活やエンディングノート作りを行うことになります。 そこで、ここではペットの終活を考え始めた方のために、知っておきたいことや、終活のメリットなどを説明しています。また、 『ペット用エンディングノートの作り方』 を詳しく解説して行きます!ペットの存在によって、毎日の暮らしが明るくなったり、たくさんの笑顔や癒しを得ている方も、多くいらっしゃると思います。終活は、感謝の気持ちを形にする恩返しです。 どうぞ最愛のペットのため、自分自身のため、終活で精一杯の愛情表現を行っていただければと思います。 【ペット葬儀110番】 ペットの終活に備えて知っておきたい犬や猫の寿命とは? 調査によると、犬や猫の寿命は次のとおりです。 犬:14.76歳 猫:15.62歳  引用元  : 一般社団法人ペットフード協会 ペットの寿命を知っておくことは、皆さんにとっても重要なことです。万が一の際、無念な想いがあると将来まで心のどこかで、わだかまりとして残り続けてしまいます。また、突然ペットを亡くした人は、ペットロスになりやすい傾向があります。 ペットロスは、日常生活を取り戻すことさえ困難な重度の方もいるほど、深刻な病です。 そのような問題が起こらないよう、自らのためにも、ペットの寿命や終末の様子については、あらかじめ知識を得ておくことをお勧めします。 なお、健康状態など個体差によっても異なりますが

老後資金はいくら必要?お金の苦労はしたくないが、現実問題としいくら必要な のだろう?

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金融庁は定年してからの20年間に2,000万円の老後資金が必要といっています。俗にいう「老後2000万問題」です。一方、保険会社によっては3,000万円とも4,000万円とも、中には1億円とも試算しています。 これほど差があると「もうどうでもいいわ」と思ってしまいますが、やはり年を重ねてお金の苦労をするのは辛いものです。やはりライフプランは、60代からでも70代からでも立てるべきです。 では20年から30年を心豊かに過ごすには、最低どのくらい貯めればいいのか考えてみましょう。 ライフスタイルによって違う老後資金 総務省の家計調査によれば、夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの無職世帯の消費支出は、月平均約24万円と算出されています。しかし、必要な老後資金は、その人のライフスタイルによって違います。 例えば持ち家で、住宅ローンも終わっていて、子どもたちも独立していれば、老後にそれほどの大金が準備できなくても、何とかなるでしょう。 ところが、一生家賃を払い続けなければならないとなると、公的年金だけでは無理かもしれません。 借家で国民年金のみ、家賃を払うと食べていけない場合はどうすればいいの? 65歳以上を高齢者と定義づけられていますが、気持ちも体力も一昔前の65歳より10歳ぐらい若い人がほとんどのようです。 高齢者も意欲や体力、能力があれば、何とか食べていくくらいのお金は、稼ぐことができます。団塊世代がリタイアし、構造的に労働力が足りない中で、探せば必ず自分に合った仕事が見つかるはずです。たとえ、お金に苦労せず長生きしても、健康寿命が長くなければ、楽しい老後とは言えません。 お医者さんによっては、「健康寿命を延ばすには、働くのが一番」といっています。確かに働かなければ食べていけないとなると、働かざるを得ません。 目的を持つと生きる気力がわく 話は飛躍しますが、「日本全国の地図」を完成させた伊能忠敬は、50歳から江戸にわたり天文学を学び、56歳から蝦夷地の地図作りを始めます。この地図の精密さが幕府に評価され、東日本、西日本と測量を重ねていくことになります。 幕府から依頼を受けたそのとき、彼は60歳でした。全測量が終わるまでに13年かかり、足掛け17年もの年月を費やして、高精度の日本地図は完成したのです。 その時彼は、73歳でした。今の年齢だと80歳以上になるでしょう。完成

終活を始める年齢は?何から始めればいいの?悩んだらここをチェック!

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終活(しゅうかつ)とは 「自分の人生の終わりに向けた活動」で、自らの人生の最期を迎えるに当たって様々な準備や身の回りの整理等、そこに向けた人生を総括するということです。 終活を始める年齢は? もし今自分が死んだら残された家族が困るだろう、と思ってそろそろ終活を始めようかなと思う方も多いでしょう。しかし、いざやろうと思っても、何を準備すればいいのかわからない方もよく見られます。また何歳くらいから始めるのが正しいのか、始め時を見極めている方もいるでしょう。 そもそも終活を始める年齢に正解はありません。 20・30代の健康な若い年齢の方も、事故や災害などでいつ死ぬかわからない、と始めている方も多いです。 「自分が始めたいと思ったときにやるのが正解」 ということになります。 一般的に始める方が多い年齢は、60~70代くらいの方が多く見られます。しかし始めるにあたって決まった年齢がある訳ではないので、思い立ったら始めてみるといいでしょう。 「そろそろ始めようかな」と思ったら早めに準備をしておきましょう。 準備って何をすればいいの? 終活って、そもそも何をすればいいのか、わからない方も多く見られます。 終活は「残された家族の負担を減らす」「自分の人生を見つめなおす」のが目的です。この目的を達成するためにやってほしいのが 「身辺整理」「遺言についてまとめる」「お金のことを詳しく記す」 の3つとなります。 生前から身の廻りのものを整理しておきましょう 「身辺整理」とは、自分の身の回りのものを生前に整理しておくことです。整理するほど物はないと思うかもしれませんが、洋服や日用品など生活する上で必要なものが誰にでもあるでしょう。 ある程度の年齢の方ならば、着物や宝石類・高額切手や古銭などの高価なものを持っている方も多いです。自分では価値のあるもの、とわかっていても遺族はわからずにそのまま捨ててしまうということもあります。いらないものは早めに処分をして、価値が高い物に関しては、自分の死後どう処分してほしいか書き記しておくと遺族もわかりやすいです。 専門の業者に売却してほしい場合は、生前のうちに業者を探して査定をしてもらい、信頼できるところを見つけておくのもいいでしょう。誰かほしいという人が家族以外にも友人にいるかもしれませんから、貰い手を探して話を付けておくのもいい方法です。 高額なもの以

50代からの「収入」は?老後を見据えたお金の準備は大丈夫ですか?

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50代になると、自分の今や未来のライフスタイルを考えたときに、「老後のお金は大丈夫だろうか?」という考えが頭をよぎることが少なくありません。定年後ではお金を貯められる時間が限られてしまいます。50代からのライフスタイルを充実させるためにも、老後のお金対策は早めのスタートがおすすめ。 今回は、50代からのお金について学びましょう! 一番知りたいのは「収入」 50代からの生活を豊かにするには、「収入がいくらあるか」がとても重要なポイントになります。まずは50代からの収入面を考えてみましょう。 これから先いつまで働けるかは大きなポイント! 50代からのライフスタイルにおけるお金を考えるときは、まずは、「これから先何歳まで働けるか」が大きなポイントになります。収入がなければ生活も苦しくなるため、務めている会社の定年制度のチェックは欠かせません。 2021年4月には、高年齢者雇用安定法が適用されることが決まっており、政府は企業に70歳までの就業機会の確保を努力義務としています。そのため現在50代の方は、務めている会社によっては、70歳まで働くチャンスがあります。収入は少しでも長く得られるほうが、老後のお金にはゆとりが出るため、会社の定年制度の移り変わりはしっかりと把握しておくことをおすすめします。 但し、70代まで働けるといっても、50代と同じ雇用形態や賃金ということは考えられず、収入の大幅ダウンも予想されます。 退職金はいくら? いよいよお金の問題が現実化してくるのは、50代の「今」よりも、退職してからです。厚生労働省が発表している「 令和3年就労条件総合調査 結果の概況(退職給付(一時金・年金)制度) 」によると、退職金制度が設けられていない企業は全体の2割にのぼります。働いている会社に退職金制度はありますか?制度の有無をチェックして、想定される退職金の金額をチェックしておくのも大切です。 受け取れる年金はいくら? 将来受け取れる年金がいくらなのかを正確に把握している人は、それほど多くはいません。 しかし、老後を見据えた50代なら、そろそろ年金の受け取り金額も現実味を帯びてきます。受け取れる年金の金額は、国から送付されている「ねんきん定期便」で確認できるため、捨てずに保管しておいてくださいね。 50代未満の場合は、「ねんきんネット」を使えば自分の年金の状況が分かります。