ケアマネジャーも十人十色!仕事の「出来る!」「出来ない?」7選
これから始まる介護生活もできることなら、少しでも負担が少なく対象者の親にとっても快適なものにしたいですよね。
介護生活の行末を大きく左右するのが、ケアプランを作成してくれるケアマネジャーです。
ケアマネジャーも十人十色!能力にも個人差がある
すべてのケアマネジャーは、介護福祉士、看護師、理学療法士などの専門職を5年以上経験しており、介護保険のプロとして仕事をしていますが、仕事の出来るケアマネジャーがいれば出来ないケアマネジャーがいるのも事実です。
今回は、仕事の出来るケアマネジャーと出来ないケアマネジャーの7個の違いを紹介していきましょう。
出来るケアマネジャーは、親身になって話を聞いてくれる
仕事の出来るケアマネジャーは、親身になって利用者や利用者の家族の話に耳を傾けれてくれます。
ケアマネジャーの大きな仕事がケアプランの作成ですが、ケアプランというのは、言い換えれば利用者や利用者の家族の要望が詰まっているものです。
本当に利用者や家族にとって必要なケアプランを作成するには、利用者や家族の不満、不安、つらいことなどに耳を傾ける必要があるのです。またケアマネジャーに話を聞いてもらって、介護のつらさや不安から解消された口にする家族も少なくありません。
こちらの話をあまり聞こうとせず、形ばかりのケアプランを提案してくるようなケアマネジャーはあまりおすすめできません。
出来るケアマネジャーは、介護サービスに関する専門的な知識を持っている
介護保険のプロであるケアマネジャーですが、経験年数や知識量には個人差があります。
当然介護サービスに関する専門的な知識を持っているケアマネジャーのほうが、より利用者の状況に合ったケアプランを作成できるでしょう。
こちらから介護サービスについて質問したときにその場で回答得られるならよいですが、「後で調べてお答えしますね。」といって頻繁に回答を後回しするようだと知識量に不安が残ります。
出来るケアマネジャーは、介護保険外のサービスにも精通している
認知症の親を介護するために1~3割の自己負担金で利用できるデイサービスや訪問介護といったサービスは、「介護保険サービス」です。
世の中には、介護保険サービスとは別に、民間企業等が提供している見守りサービスなどの介護保険外サービスというものがあります。
介護保険外サービスは全額自己負担ですが、介護保険サービスのように利用の条件がほぼないため、誰でも自由に利用できます。
介護保険サービスだけでは補いきれない部分を介護保険外サービスで補うとった使い方もできるので、介護保険外サービスにも精通しているケアマネジャーはより仕事が出来るといえるでしょう。
出来るケアマネージャーは、説明がわかりやすい
介護保険サービスは、費用や利用条件など少々わかりにくい部分があり、資料などを読んだだけではちんぷんかんぷんという方も少なくないでしょう。
出来るケアマネージャーなら、専門的な知識の少ない利用者目線に立ってわかりやすい説明をしてくれます。
出来るケアマネージャーは、電話対応がスムーズでフットワークが軽い
ケアプランに沿って認知症の親を毎日介護していると、なにかとケアマネージャーへの相談事も増えてくるでしょう。
場合によっては、親が急に体調を崩したりして、緊急時にケアマネージャーへ連絡を取りたいといった場面も出てきます。
利用者からすれば、できるだけ電話が繋がりやすいケアマネージャーのほうが安心できるでしょう。また、フットワークが軽く、こちらの些細な悩みなどにも迅速に対応してくれると嬉しいですよね。
そうよね。やっぱりレスポンスが遅い人は仕事ができるというイメージはない。個人的には連絡が遅いとちょっとイラッとしちゃう(笑
出来るケアマネージャーは、得意分野が希望と一致している
ケアマネージャーになるためには、指定された業務を5年以上経験している必要があり、この経験業務によってケアマネージャーの得意分野が変わってきます。
例えば、介護福祉士の業務を5年以上経験したケアマネージャーなら介護現場の実情に詳しいですし、看護師の業務経験があるなら医療に関する部分には強いでしょう。理学療法士や作業療法士であれば、リハビリに強いはずです。
介護サービスを利用する側にも、「入院の頻度が多いから、医療系に強い人がいい。」「積極的にリハビリをして、自立度をあげたい。」など希望がありますよね。
こういった希望を叶えてくれそうな得意分野を持っているケアマネージャーは、あなたにとって出来るケアマネージャーだといえるでしょう。
出来るケアマネージャーは、人としての相性が良い
ここまでのポイントをすべて満たしたケアマネージャーは、優秀なケアマネージャーだといえるでしょう。
しかし、ケアマネージャーもあなたと同じ人間ですから、人としての相性が悪ければどんなに優秀なケアマネージャーをパートナーにしても不満やイライラが募ってしまうかもしれません。
優秀なケアマネージャーを簡単に手放してしまうのはよくありませんが、あまりにも人として相性が悪いと感じるなら、それはあなたにとって出来ないケアマネージャーなのかもしれません。
まとめ
ケアマネージャーは、これからあなたが認知症の親を介護していくうえで心強い味方になってくれる存在です。しかしケアマネージャーも人間である以上、出来る出来ないの個人差があります。
今回紹介したポイントを意識しながらケアマネージャーと付き合っていき、出来ない、合わないケアマネージャーだと判断したら別のケアマネージャーへの変更も検討してみましょう。
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