「終活」お葬式のスタイル を比較する!プランと費用から見る人気ベスト3!
気になりますよね… お金のこと。
お葬式は、人生の最期に支出される費用。大切なご家族のためにも、事前の準備ではしっかりとお葬式の費用を把握し、万全な終活を心掛けていただきたいと思います。
しかしながら、お葬式の費用とは、分かりにくいもの。
近年では様々なスタイルの葬儀が行われるようになり、価格プランは多様化。プランの名称や内容は葬儀社によって異なるうえ、いざ見積取得を行っても、お葬式のイメージが湧かず、費用を把握しにくいという言葉をよく耳にします。
また、最近ではコロナウイルスの流行もあり、お葬式を検討される方にとっては、どのようなお葬式選びが良いのか、判断が難しいことと思います。
そこで、ここでは初めて終活を行う方でも、簡単にお葬式スタイルの内容と費用が把握できるように解説!
既に葬儀社から見積取得を行っている方も、価格プランがどのお葬式スタイルに該当するかを確認することで、お葬式のイメージが湧き、費用相場との比較が行えるので、どうぞ参考になさってください。
更に、今だから気にせずにはいられない『コロナ感染防止対策』の情報も掲載。コロナ禍でも安心の葬儀社選びのポイントを掲載しています。
便利な最新情報で、簡単終活!理想にピッタリのお葬式スタイル選びで、費用の把握と葬儀社比較にお役立てください。
【簡単終活】最新版お葬式スタイル別の費用相場とは?
祭壇や僧侶へのお布施や料理など記載は、一般的なお葬式内容と費用相場です。参列者の人数のほか、斎場使用料・祭壇ランク・料理ランク・お布施の金額などによって費用は異なりますので、ご注意ください。
なお、葬儀社選びにあたっては、気になるお葬式スタイルについて、品目と費用を把握するために見積取得を行います。少なくとも2~3社の見積比較を行い、品目の過不足と、品目ごとの費用を比較しましょう。プランによっては、品目が含まれていない場合などがありますが、多くの葬儀社ではプラン内容の変更が可能です。
満足度を向上するためには、品目ごとに質をランクアップしたり、不要な品目を削減したりすることで、より理想的なお葬式プランに仕上がります。難しいように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、日常生活に置き換えると、「欲しいものを得るために、無駄遣いをやめる」という作業ですので、是非とも取り組んでいただくことをおすすめします。
以降紹介する金額はあくまで参考ですので予めご了承ください。
「一般葬(通夜式・葬儀式・告別式)」の費用相場:100万円以上
一般葬とは、昔ながらのお葬式スタイルです。家族や親戚のほか、友人・知人、仕事関係や近所の方々など、お付き合いの多い方が亡くなった場合に行われ、参列者の多さが特徴のお葬式です。人数と比例して、費用負担が大きくなります。
- 日数:2日間(1日目:お通夜 2日目:葬儀・告別式)
- 人数規模:30名以上
- 祭壇:設置あり
- 僧侶:読経あり
- 参列者向け料理:あり
- 返礼品:あり
メリット
故人にゆかりのある多くの人がお別れを行うことができる・故人や遺族の想いを参列者へ伝えられる
デメリット
費用負担が大きい
「家族葬・密葬」の費用相場:60~80万円前後
家族葬とは、お通夜と告別式の2日のお葬式スタイルです。また、密葬とは通常、社葬と併用される親族向けのお葬式のことをいいます。一般葬と比較すると、参列人数に大きな違いがあり、家族・親族や、親しい友人・知人のみによって執り行われます。
祭壇ランクにも差があり、簡易タイプの祭壇が用いられることが一般的です。主に、利用する斎場施設によって価格に差が生じます。
- 日数:2日間(1日目:お通夜 2日目:葬儀・告別式)
- 人数規模:30名以下
- 祭壇:簡易設置あり
- 僧侶:読経あり
- 参列者向け料理:あり
- 返礼品:あり
メリット
人数が少ないため親近感のあるお葬式が行える
デメリット
お別れをしたくても参列できない方に対して不満を与える可能性がある
「一日葬(ワンデーセレモニー)」の費用相場:50~60万円前後
一日葬とは、お通夜と告別式の2日に及ぶお葬式を、1日に凝縮して執り行うお葬式スタイルです。一般的には、家族葬を1日に短縮して行うものと認識いただければ問題ありません。
家族葬と比較すると、宿泊費や葬儀スタッフの費用を抑えられます。家族葬に対して削減できる費用は、10万円程度が目安となります。
- 人数規模:30名以下
- 祭壇:簡易設置あり
- 僧侶:読経あり
- 参列者向け料理:あり
- 返礼品:あり
メリット
時間短縮ができる・費用を抑えられる
デメリット
慌ただしさがある・お別れをしたくても参列できない方に対して不満を与える可能性がある
「火葬式(直葬)」の費用相場:20万円前後
火葬とは、お通夜や告別式を行わずに、火葬場にて火葬のみを行うスタイルです。基本的にはすべての儀式が省略されますが、一般的に別途費用をお支払いすることによって、棺へお別れの花束を添えることや僧侶による読経も可能です。
- 人数規模:10名以下
- 祭壇:設置なし
- 僧侶:読経なし
- 参列者向け料理:なし
- 返礼品:なし
メリット
費用を最大限に抑えられる
デメリット
故人の血縁者へ承諾を得なければトラブルになりやすい
「社葬・合同葬」の費用相場:200万円以上
社葬・合同葬とは、会社や団体などが組織として行うお葬式スタイルです。参列人数によって費用は大幅に変化し、小さな会社や少人数の団体でも行うことは可能です。
- 人数規模:100名以上(少人数も可能)
- 祭壇:設置あり
- 僧侶:読経あり
- 参列者向け料理:あり
- 返礼品:あり
メリット
主催者が会社や団体の代表などになるため公的な意味合いとして優位性や安心感を得られる
デメリット
従業員や団体スタッフが運営に従事することが一般的のため関係者の拘束時間が発生する
「お別れ会(偲ぶ会)」の費用相場:100万円前後
お別れ会とは、お葬式とは別途、故人にゆかりのある方々によって執り行われる集いです。お葬式との大きな違いは、ご遺体が無いことで、思い出の品々やアルバムなどを持ち寄って故人について語らいます。そのため会場は斎場に限らず、ホテルや飲食店の貸し切りなど、選択肢も多くあります。また、費用は主催者負担のほか、会費制で執り行われることも多いです。
- 人数規模:30名以上
- 祭壇:設置なし
- 僧侶:読経なし
- 参列者向け料理:あり
- 返礼品:なし
メリット
自由度が高い
デメリット
主催者は出欠席の確認や打合せ準備が必要
お葬式スタイル 人気ベスト3!【簡単終活】最新ランキング
昨今はコロナ禍の影響もあり、葬儀社ではご遺族や親族や参列者への配慮が一層深まり、お葬式の時間帯について変更や短縮を行う葬儀社が見受けられます。そのため、お葬式のスタイル選びにおいても、大きな変化が表れました。
1位「家族葬」親しい人へ感謝が伝わるお葬式スタイル 費用:60~80万円前後
家族葬は近年、一番人気のお葬式スタイルです。
遠方からの親戚の移動と宿泊、親族での団欒を踏まえて、2日間のお葬式を選択されるケースはたいへん多いです。少人数のため、一人ひとりとのご挨拶も万全にできるため、親族からの評判の高さとしても人気です。
2位「一日葬」コロナ禍でも安心のお葬式スタイル:費用50~60万円前後
一日葬(ワンデーセレモニー)は、今年注目のお葬式スタイルです。
遺族としては慌ただしさや物足りなさを感じてしまう要素がありますが、コロナ感染を意識される方や費用メリットを望む方にはお勧め。なお、参列者の方が遠方からの移動や宿泊を伴う場合には、お葬式プラン外でのホテル予約など、配慮に気を付けましょう。
3位「一般葬」終活で賢く節減!印象深い万全のお葬式スタイル:費用100万円以上
首都圏では家族葬の人気が高まる一方、地方では根強い支持のあるお葬式スタイルです。
近所付き合いに至るまでの参列が可能なため、人情味溢れるお葬式として評判が高いほか、故人を偲ぶ最良のお葬式であることが、一般葬が選ばれる理由です。
お葬式スタイルと費用!最新情報【簡単終活】 まとめ
最新のお葬式スタイルと費用について、最新情報の注目ポイントをまとめると、次の3つです。
- お葬式のスタイルは「家族葬」が人気。費用相場は60万円前後。(施設が充実していると80万円前後)
- コロナの影響で、お葬式スタイル「一日葬(ワンデーセレモニー)」の注目度が高まった。
- 地域によっては、人付き合いを重んじる「一般葬」が人気。
お葬式は、参列者の立場でも思い出に残る大切な行事。
ご遺族の立場では、後々のお付き合いで後悔しないよう参列者や血縁者の想いを最優先に汲み取っていただくことがとても重要です。お葬式では理想のスタイルの実現を第一に品目の調整によって費用を節減することが、終活での利点でもあります。
ご家族や周囲に対する皆様想いが伝わる終活となるよう切に願っております。
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